メッセナゴヤで見た!誰でもできる意外な展示会集客のコツ

先日メッセナゴヤ2014を見学してきました。

今年は中小製造業向けの展示会出展ノウハウのセミナーを8回も行ったこともあり、私のセミナーを聞いてくださった多くの方が出展されました。

そのため、出展された方のブースを回り、来場者の反応を聞いたりして、一日が終わってしまいました。

そこで改めて、メッセナゴヤの感想と来年出展される方へ参考になるポイントをお知らせします。

まず、感じたのは来場者数が非常に多いことです。

名古屋地区でこれだけの集客力がある展示会は、他にはメカトロテックジャパンぐらいではないでしょうか。

来場者6万5975名の集客は、半端ないです。

通路も多くの人があふれ、なかなか歩くのも大変でした。

初めて出展される企業は、この勢いに押されてしまうかもしれません。

そして出るからには、お金をかけて目立つブースにしないと、誰も来てくれないのではという不安に駆られるかもしれません。

 

でも、丈夫です。

 

あまり派手なブースにすれば、自社の事業と関係ない顧客も集まってきます。

その対応に追われて、本当に接客すべき顧客を逃してしまうかもしれません。

また小さなブースでも、コンパニオンを雇って、チラシやノベルティを配っている企業もありました。

でも通りすがりの人にチラシを渡しても、メッセナゴヤでは費用対効果は高くありません。

メッセナゴヤでは、あまりにも様々な業種の企業が展示するため、来場者も様々な業界から来ているからです。

むしろ関心をもってくれる顧客に自社のブースに来てもらう方が、費用対効果は高いのです。

 

では、どうやって関心を持ってもらい、来てもらうのか?

 

私が普段セミナーで言っているのは、顧客が関心を持っていること、つまり、ふだん顧客が気になっているテーマや困りごとに関連するメッセージを大きく打ち出すことです。

 

例えば、今回で気が付いたのは、緩み防止のナットなどを展示している会社です。

これらの会社の多くは、「緩まない」をキーワードに大きく掲げ、展示していました。

これは、ねじが緩んで問題が起きている顧客には、ストレートに響く言葉です 。

しかしキャッチコピーだけでは、顧客がブースに寄ってくるまでにはなかなかなりません。

特にメッセナゴヤでは、様々なブースがあり、顧客は目をきょろきょろさせながら、目移りして回っています。

せっかく「緩まない」を大きく掲げても、

通りすがりの人は、

 

「ああ緩まないか」と行ってしまうかもしれません。

 

その顧客を寄せるのに、実は効果的な方法があります。

 

それは、「これは何???」と思わせることです。

 

それは、ショーケースを使うことです。

 

例えば、ここにボルトとガラスの置物があります。

これをそのまま置くとこんな感じです。

bolt_1

 

shoes_1

 

展示会場でブースの陳列台に置いておいても、ほとんど誰も見てくれないでしょう。

これをきれいなアクリルのケースに入れて、照明を当てると

 

こんな感じになります。

bolt_2

 

shoes_2

 

なんか高級なもののように感じます。

ガラスの置物は水晶に、ただのボルトはロケットに使われている数万円のボルトに見えます。

 

そして、ケースに入っている品物は、通りかがりの人からは、

「これは何???」と思うのです。

 

実際、私のセミナーを受けて下さったある会社は、自社の製品をガラスのショーケースに入れて、ブースの一番前に置いておきました。

宝石の陳列に使うようなショーケースで、内部には照明もついてします。

その中に入っているのは、自社の製品のサンプルです。

それは、自動車部品で、金具やねじなどです。

それをさも重々しく、ショーケースに陳列したのです。

 

来場者は、「????」となります。

 

そして理由を知りたくなり、奥のパネルも見ます。

 

そしてある程度関心を持っていただいた顧客には、担当者がさらに説明し

名刺交換をします。

ここでのポイントは、自社の商品に関心ない方は、

「????」となってショーケースを見ても、去っていくことです。

 

つまりここで顧客の選別ができているのです。

 

奥のパネルを読んだ方はある程度商品に関心のある顧客です。

その結果担当者も効率よく、接客ができるのです。

ショーケースは、レンタル品でその費用もわずかです。

それでいて大きな集客効果があります。

みなさんも試みてはいかかでしょうか。

でも、出展者が全員この方法を使うと、来場者も下心が分かってしまいます。

 

ですから、この方法このブログを読んだ方だけが……、

 

      そっとやってください。

 

 

地方より「東京」 展示会の費用対効果については、こちらから参照いただけます。

製造業の新規受注 ~商談で受注するポイントについては、こちらから参照いただけます。

 
 

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