東京オリンピック、スポーツは「見る」だけで、脳は「なりきる」ことができる

先日、2020年東京オリンピックが決定されました。

オリンピックによる盛り上がりが消費を牽引して
好景気が続くことを願っています。

「モノ消費」と「コト消費」というものがあります。

モノがあふれる現在、モノを提示するだけでは
なかなか買ってくれません。

一方で、ワクワクするような体験や感動を
もたらすシーンを提供するビジネスがあります。

実は、モノであれ、コトであれ、顧客が購買に至る場合、
それを手にすること、あるいは体験することで
なんらかの感情の変化を期待しています。

その期待感が、「欲しい」につながります。

そして、それが地域、あるいは季節で限定されれば、
「欲しい」が高まります。

そいう点で考えると、東京五輪は、
「もう二度とない可能性が高い東京でのオリンピック」という、
スペシャルな限定がついたものです。

そこでの数々のドラマが数々の感動をもたらすという期待が高まります。

実は、スポーツを見ることは、プレーすることと同じような
感情の変化をもたらすことがわかっています。

人間の心の中には、ミラーニューロンというものがあり、
スポーツで選手がプレーするのを見るときも、
自分がプレーしているときも、
同じニューロンが生じます。

つまり観客とプレイヤーの脳の中は同じ状態になっているのです。

だから、サッカーで本田選手がゴールを決めたとき、
観客も本田選手と同じような感情の変化が起きます。

つまり選手のような技能がなくても
脳内の「ミラー」に選手を映し出し、
選手になりきることができるのです。

このミラーニューロンにより、他者のプレーを見て自分も
脳内で同じプレーをやるとともに、
気持ちまでシミュレートしています。

その結果他者の行動を見るだけ発火したミラーニューロンが
ドーパミンシステムを発動させます。

このドーパミンは「報酬系」として知られる化学物質で、
長く人を快楽に導くとされてきました。

しかし今日ではマラソンのようなともすれば苦痛を伴う際にも
放出されることがわかっています。

マラソンランナーが完走したとき、
「自分で自分のことを褒めてあげたい」と思う感情、
この心の奥底から湧いてくる何ともいえない満ち足りた感情は
ドーパミンの仕業です。

マラソンよりもっと競技時間の長いトライアスロン(ロング)では、
レース中あまりに長時間ドーパミンが放出された影響か、
レース終了後1週間ぐらいは、何ともいえない恍惚感が続くそうです。

実は私も、トライアスロンのロング(水泳3.9km、自転車190km、ランニング42.195km)に
2回参加しました。

トライアスロン完走

初めてロングのトライアスロンを完走したときのゴール写真です

レース終了後1週間は、夢の中にいたようでした。
つまり「売る」ためには、顧客の感情に変化を起こすことが必要です。

そして、その感情の変化の鍵は、アドレナリンやドーパミンです。

なぜ、あの商品は売れているのか、
その秘密は、アドレナリンやドーパミンにあるかもしれません。

なにせ、大量のアドレナリンやドーパミンが放出されることがわかっていれば、
人は喜んで42.195kmを走るのですから。

 

買いたい気持ちを起こすためのドーパミンの刺激については、こちらから参照いただけます。

 

ありきたりの商品をいつもの200倍売ったストーリーについての記事は、こちらから参照いただけます。

 
 

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