モノづくり通信 Vol. 21 自動運転が未来の社会を変える その2

◆モノづくり通信第21号 「自動運転が未来の社会を変える」その2◆

今年ホットなテーマの自動運転。

昨年はグーグルが自動運転のコンセプトカーを公開、

今年に入り、メルセデスベンツ、BMW、アウディなどの

各自動車メーカーが自動運転技術を発表しました。

 

自動運転は単にドライバーが運転から解放されるだけでなく、

自動車の所有の概念まで変えてしまいます。

 

さらにまだ誰も指摘していないのですが、

交通事故の問題は人間の不注意だけでなく、

「スピードを出したい」という欲望が原因です。

そしてコンピューターが運転することで、

人間の欲望が運転から切り離されます。

 

なぜ制限速度40km/hの道路を50km/hで走るのでしょう?

これは「飛ばしたい」という人間の「欲望」です。

ここに必ず制限速度を守る、絶対に判断ミスをしない

自動運転の車があふれたら、交通環境は全く違ったものになります。

 

そして車がゆっくり走れば、EVの欠点は問題にならなくなります。

車が趣味性の高いものから、コモディティ化します。

 

そして、これは単に運転の自動化ではなく、

人工知能が社会活動に本格的に参画する第一歩です。

 

自動運転が開く新しい社会について考えてみました。

詳細は、モノづくり通信第21号をご参照願います。

 

◆モノづくり温故知新 解けたキャンディバーから見つかったもの◆

今回は発明です。

1946年のある日、レイセオン社のスペンサーは、

実験室を巡回中にポケットに入れたキャンディバーが

べとべとになっているのに気がつきました。

多くの人が見過ごしてしまう些細な現象。

しかしなぜそうなったのか疑問に思ったスペンサーは

その後世界中に何億台と作られた調理器具の原理を発見します。

詳細は、モノづくり通信第21号をご参照願います。

 

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