4.見積と価格の決め方(適正価格と利益)

見積金額は、原価に上乗せして決めるだけではありません。
どの製品でどれだけ利益を確保するのか、値引きや販管費をどこまで考慮するのかによって、同じ原価でも結果は大きく変わります。

実際には、

・原価は出しているが、利益の考え方が曖昧
・販管費を見積に入れていない
・値引きの影響を十分に考えず受注している

といった状態が多く見られます。

このカテゴリでは、
見積金額の計算方法、販管費と利益の考え方、必要な利益の決め方を整理し、
利益が残る価格の決め方を解説しています。

まずは基本となる考え方から確認したい方は、以下の記事をご覧ください。

4.見積と価格の決め方(適正価格と利益)

5. 材料費・人件費が上がったとき、価格はどう変えるべきか

原材料や人件費など製造業の原価は、近年上昇しています。鋼材など資源やエネルギーが世界経済の成長に伴い需要が増加し、それに対し供給が不足し価格が上昇するからです。石油のように産油国の供給調整と投機マネーの流入のため価格が大きく変動するものもあ...
4.見積と価格の決め方(適正価格と利益)

4. なぜ製品ごとの原価が必要なのか|見積がずれる本当の原因

1、中小企業・小規模企業の原価計算とその課題製造業が個別原価を計算するのが大変なのは、個別原価の計算に様々な要素があるためです。材料費、製造費用、間接費例えば1、材料費材料の使用量とロス量(材料歩留り)材料の購入価格の変動2、製造費用どのよ...
4.見積と価格の決め方(適正価格と利益)

2. 見積金額の計算方法|製品ごとに原価を積み上げて価格を決める

1、製造原価の計算式個別原価は以下の式で計算します。個別原価 = 材料費+外注費+労務費+設備費+間接製造費用――式(2-1)以下に個々の費用について説明します。実際の値については、架空の事例「T製作所のA製品」で説明します。【材料費】材料...
4.見積と価格の決め方(適正価格と利益)

3. いくら利益を取るべきか|見積で必要な利益の決め方

【コラムの概要】適正な見積金額には適正な利益が不可欠。借入金返済や設備更新には利益がなくてはならず、利益ゼロでは企業は存続できない。ただし利益はあくまで会計上のもの、中小企業の場合は利益よりも資金繰りの方が重要。一方取引先は利益を「儲け」と...
4.見積と価格の決め方(適正価格と利益)

1. 値引きすると利益はいくら減るのか|見積で失敗しないための基本

絶え間なく技術が進歩する今日、製造業の企業は定期的に最新の設備に更新し、自社の技術を高めることが必要です。そのためには利益を上げなければなりません。利益の公式は、利益=売上-費用 =売価×個数-費用です。従って利益を増やすためには、 費用を...