経営 失敗

組織と人材

企業不祥事と組織の問題 その5 ~スバル・日産の完成検査不正~

国が定める基準に適合していることを国に代わってメーカーが行う「完成検査」で、日産は完成検査員の資格のない者が完成検査を行っていました。同様のことがスバルでも行われていました。さらにスバルでは燃費・排気ガス抜き取り検査において測定データ書き換えも行われていました。なぜこのようことが起きたのか、その背景には余裕のない人員配置とそれを解決するため現場が創意工夫する文化がありました
組織と人材

企業不祥事と組織の問題 その4 ~三菱自動車の燃費不正~

排気ガス、燃費などの不正が2000年以降相次ぎました。その原因はコンプライアンスの問題だけではありません。そこで「企業不祥事と組織の問題 その3 ~日野自動車の排気ガス、燃費不正~」で取り上げました。今回は三菱自動車で起きた燃費不正について、第三者委員会の調査報告書から掘り下げて考えます。
組織と人材

企業不祥事と組織の問題 その3 ~日野自動車の排気ガス、燃費不正~

【コラムの概要】本コラムは、日野自動車における排気ガス・燃費データ改ざん問題の原因を分析しています。調査報告書が指摘する真因は、「みんなでくるまをつくっていない」(パワートレーン実験部の孤立、全体を俯瞰できない責任者、人材の固定化など)、「...
組織と人材

企業不祥事と組織の問題 その2~工学倫理と問題を起こす組織~

【コラムの概要】企業不祥事を防ぐには、技術者が高い倫理観を持ち、経営者もそれを尊重することが重要です。チャレンジャー号事故や原発手抜き工事は、技術者の倫理軽視や縦割り組織の弊害を示します。企業風土が不正の原因となるため、健全な組織体制と倫理...
経営と戦略

粉飾決算と経営破綻 その2~本業を補完する事業があだに~

【コラムの概要】三洋電機とGEは、コングロマリット経営と金融事業での利益計上が本業の課題を覆い隠し、経営判断を遅らせた結果、最終的に破綻しました。特に、利益目標達成のために数字を操作する企業文化が、不正会計を常態化させました。「粉飾決算と経...
経営と戦略

粉飾決算と経営破綻 その1~激変する経営環境の変化と業績への圧力~

【コラムの概要】粉飾決算は、企業が実態より良く見せるために利益を過大計上すること。金融機関からの借入れ維持、株価維持、経営者の地位保持が主な動機です。上場企業は監査が義務付けられ、違反には厳しい罰則があります。一方、中小企業は罰則がなく、節...
技術革新

過去のイノベーションとデジタル時代のイノベーションについて ~まとめコラム~

【コラムの概要】中小企業にとってイノベーションは自社で起こすだけでなく、市場の変化を察知し、既存事業の急な消失に備える上で重要です。本稿では過去の事例を交え、イノベーションの本質、アイデアの生み出し方、模倣者の戦略、そして市場変化への対応の...
経営と戦略

なぜ、万全の財務体質のトーハツが倒産し、ホンダが飛躍したのか?

【コラムの概要】トーハツは優良企業だったが、ホンダは将来の市場を見据え、巨額の設備投資と画期的なスーパーカブを開発。これにより生産性と品質を高め、コスト競争力も獲得。トーハツが現状維持に留まる中、ホンダは先行投資で市場を席巻し、二輪車から四...