ヒューマンエラー

ニュースレター

モノづくり通信Vol.77 「品質を高めて価格交渉力を高める」~うっかりミス、ヒューマンエラー対策~

◆弊社ニュースレターモノづくり通信第77号を発行しました◆前回「価格転嫁と値上げ交渉」を取り上げました。値上げ交渉では取引先から「値上げするなら他に発注する」と言われます。受注がなくなれば売上は大幅減です。では、値上げすれば本当に他に発注す...
組織と人材

行動を支配する8つの要素その1 ~心理学・行動経済学から学ぶ人を動かす方法~

【コラムの概要】人はシステム1の無意識な判断に誘導されがちです。この承諾誘導には「返報性」「一貫性」「社会的証明」「好意」「権威」「希少性」「注目」「コントラスト」の8つの要素が影響します。これらのメカニズムを理解し活用することで、社員教育...
品質とコストの改善

複雑化する社会やシステムとヒューマンエラー その2 ~複雑化するシステムの問題を食い止める組織とは~

【コラムの概要】複雑化するシステムにおけるヒューマンエラーを防ぐには、問題の早期発見、適切な意思決定、そして組織の学習文化が重要です。操作の見える化や警告の階層化で問題を早期に発見し、主観的確率区間推定法やペアワイズで適切な選択を構造化、ま...
品質とコストの改善

複雑化する社会やシステムとヒューマンエラー その1~複雑化するシステムと密結合が起こす事故~

【コラムの概要】現代のシステムは複雑化し、些細な失敗が連鎖的に大事故へつながる。スリーマイル島や中華航空機事故のように、人の誤操作、設計思想の違い、組織文化の問題などが複合的に絡み合い、「ノーマルアクシデント」として避けがたい事故を引き起こ...
経営と戦略

『直感』による意思決定はうまくいくのか?

【コラムの概要】意思決定には直感と熟慮の二つの方法がある。不確実な状況では直感が有効な場合もあるが、自信過剰や視野狭窄に陥る危険性も。多様な情報を考慮し、偏見を排した論理的思考が重要である。適切な意思決定を行うには「多くの選択肢を比較し、結...
組織と人材

なぜ指導したことができないのか? 〜「教えはず」と「分かったつもり」の原因を探る〜

【コラムの概要】新人に作業を教えても不良が出るのは、「分かったつもり」が原因。JCO事故やロスアラモス研究所の例のように、危険性や仕組みを理解せず、説明深度の錯覚からくるものだ。指導側は背景知識や全体像を伝え、段階的に教えるTWI教え方を参...
品質とコストの改善

なぜ人は忘れるのか、記憶のメカニズムと特徴

【コラムの概要】人の記憶はコンピュータと異なり、忘れたり変質するため、事故や不良の原因となる。記憶には感覚・短期(ワーキングメモリ)・長期の種類があり、それぞれ保持期間や特性が異なる。特に長期記憶も変容し、経験や状況により誤った記憶が形成さ...
経営と戦略

なぜ間違えるのか?誤った意思決定について

【コラムの概要】経済学は人間を合理的経済人と捉えるが、現実の意思決定には認知バイアスが影響し、必ずしも合理的ではない。これは行動経済学が示唆する。さらに、進化心理学は、自己防衛や繁殖といった生物としての本能が、無意識のうちに私たちの選択を左...
品質とコストの改善

ものづくりにおけるヒューマンエラーの原因と対策

【コラムの概要】不良や事故の原因は、「設計不良」「工程設計不良」「故意の手順不遵守」「うっかりミス」の4種。人間はミスをするため、自動化・多重化、ポカヨケ、フールプルーフ、フェイルセーフ、FMEA、FTA、DR、チェックリストなどで対策を講...