組織

組織と人材

企業の組織と日本の共同体文化の問題 その2~欧米型の組織論と共同体文化の衝突~

「企業の組織と日本の共同体文化の問題 その1」~組織の種類と特徴、組織の問題とは?~ で、組織の種類と特徴について述べました。ところがこの組織と、古来からの日本の共同体文化は相反するものがあります。これが日本の組織の問題の根源です。それはど...
組織と人材

企業の組織と日本の共同体文化の問題 その1~組織の種類と特徴、組織の問題とは?~

頻発する企業不祥事や法令違反、時には社会問題になり、企業には多大な損害が生じます。そこで多くの企業がコンプライアンス遵守に取組んでいます。それでも不祥事は後を絶ちません。なぜでしょうか?コンプライアンスの遵守と強化とは、管理と統制の強化です...
組織と人材

「若者の価値観とやる気を引き出すには?」 ~適応できないのは若者なのか、シニア世代なのか?~

若手社員がこれまでのやり方では育成が進まないという課題に対して、これまで、第17回「ゆとり世代の特徴と若者のモチベーションを上げる方法」第30回「ゆとり世代の特徴と誤解」第31回「ゆとり教育社員への処方箋」第41回「今までのやり方が通じない...
技術革新

「イノベーションを実現する組織とは?その2」~新しいアイデアを実現する仕組み?~

画期的なアイデアやビジネスを実現し、イノベーションを生み出すには、アイデアを生み出すタイプの人(アーティスト)が必要です。ところが企業には、既存事業をうまく回す人(ソルジャー)も必要で、この両者は価値観が全く合わず常に衝突します。しかし、こ...
技術革新

「イノベーションを実現する組織とは?その1」~イノベーションとルーンショット~

イノベーション実現の物語の多くは、「画期的なアイデアを生み出した人が主役となり、苦難の末実現する」というものです。実際は主の他に脇役に当たる人も舞台上には数多くいます。そうした中で生まれた新しいアイデアは不完全な点の多い「醜い赤ん坊」です。...
組織と人材

「組織に存在する『空気』とは何か?その2」~誤った意思決定と同調圧力の原因を考える~

多くの人は、当たり前のように「空気を読み」、指示されなくても「空気」に従い行います。時には、これが企業不祥事やパワハラの一因になります。この空気の正体は何でしょうか。「組織に存在する『空気』とは何か?その1」~空気による支配と誤った意思決定...
組織と人材

「組織に存在する『空気』とは何か?その1」~空気による支配と誤った意思決定を考える~

「空気を読む」を辞書で引くと「『その場の雰囲気を察すること、暗黙のうちに要求されていることを把握して履行すること』などを意味する表現」とあります。(実用日本語表現辞典より) 私たちの多くは、この「空気を読む」ということを当たり前のように行い...
経営と戦略

『直感』による意思決定はうまくいくのか?

適切な意思決定を行うには「多くの選択肢を比較し、結果を予測し、意思決定に結果影響を受ける人や組織を考慮するべき」と言われています。しかし実際の意思決定はどのように行っているのでしょうか。案外「直感」で行っているのではないでしょうか。 直感は...
組織と人材

『生まれ』か『育ち』か、若者育成の課題

世界最高水準のメジャーリーグで165キロのストレートで三振を奪い、その裏で137メートルの特大ホームランを放つ。どちらか一つでも大変なことを一人でやってしまうのが大谷翔平選手。それは天賦の才と誰もが思ってしまいます。まあ身長や体格は本人の努...
社会の変革

組織の進化形『ティール組織』

企業は階層型の組織をつくり「上司と部下」の関係で仕事をマネジメントします。しかしこういった従来のマネジメントはうまく行っているとは言い難く、上司と部下のコミュニケーションは不十分、パワハラの問題、部下の意欲の低下と退職など多くの問題が起きています。この従来の組織に対し「管理をしない」ティール組織が話題になっています。はたしてティール組織は未来の組織なのか、一過性のものなのか。フレデリック・ラルーチ著「ティール組織」から組織と管理について考えます。